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2017年09月07日

『ダンケルク』クリストファー・ノーラン監督「このストーリーにおける一番の敵は時間です」

『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』などを手掛けたクリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』が9月9日(土)から全国ロードショー公開される。第2次世界大戦下、英仏連合軍のダンケルクからの撤退を描いた本作は、ノーラン監督にとっては、初めて実話を基に描いた戦争映画。陸海空と、それぞれ異なる時間軸の出来事を、一つの物語として同時進行させた視点が目を引くスパイダーマン ホームカミング DVD。そんな本作について、来日したノーラン監督に話を聞いた。

-映画化に当たって、多くの関係者にヒアリングを行ったと聞きましたワンダーウーマン DVD。その中で特に心に残ったものは? また、それらをどのように映画の中に取り入れていったのでしょうか。
 最も印象に残ったのは、兵士が入水自殺をしたかのように見えるシーンの基になった話です。実際に、あのシーンのように浜辺から海に向かって歩いていく人がいたらしいのです。それを見た人によれば「海峡を渡ってイギリスまで泳ぎ着くつもりだったのか、それともボートに乗るつもりだったのか、どうしてあんな行動を取ったのかは分からないが、あいつは確実に死ぬと思った」と言っていました。他にもたくさんの人からいろいろな話を聞き、それらを映画の中にちりばめましたダンケルク DVD。彼らにお会いして話を聞けたことはとても有意義だったと思います。中には、話を聞いた後で亡くなった人もいますし、存命している90代の人もいます。今この映画を撮れて良かったと思います。

-最初から絶えず流れている音楽と時計の針の音のような効果音がとても印象的でした。そこにはどんな意味があり、どんな工夫を凝らしたのでしょうか。
 まず、あのチクタクという音は自分の懐中時計の音を録音して、それを作曲家のハンス・ジマーと効果音のデザイナーに渡しました僕のワンダフルライフ DVD。観客をずっと高いテンションのままで引っ張っていくには、いいベースになると考えたからです。それを基にして、ジマーが時計の音やリズムと一致するような素晴らしいミュージックトラックを作ってくれました。こうして緊迫感あふれる音楽が出来上がったわけですが、その狙いは「このストーリーにおける一番の敵は時間である」ということでした。今回は、これまでにないほど、音楽と音響効果と映像を緊密に融合させることができました。



Posted by cukiya  at 17:22 │Comments(0)

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