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Posted by 京つう運営事務局  at 

2018年04月19日

山田尚子監督最新作『リズと青い鳥』4月21日公開

映画『聲の形』で高評価を集めた京都アニメーションの最新作『リズと青い鳥』が21日(土)から公開になる。映画『聲の形』は男女を主人公に人間の感情の動きをダイナミックに捉えた作品だったが、新作ではふたりの少女を主人公に、将来に不安を抱える若いキャラクターの感情の細やかな動きを丁寧に描き出している。「前作とはまったく違う題材で、これを逃したら、なかなか出会えない作品だと思った」と振り返る山田尚子監督は、どのようなプロセスを経て、完成形にたどり着いたのだろうか?

山田監督のこだわりは、『リズと青い鳥 DVD』では重要な役割を果たしている。親友なのにお互いに苦しさを感じて少しずつ離れていくみぞれと希美、森で幸福で暮らしているのに青い髪の少女に“あること”を告げるリズ。ふたりは近くにいるのに心の距離がある。ふたりは離れていてもお互いのことを想っている。観客はスクリーンを見つめながらフレームの外、つまり“そこにいない人”のことを考えるだろう。「この映画に出てくるふたりはそれぞれ違うことを言ってるんですけど、実は同じテーマに向かって歩いていっている。その部分をちゃんと表現できたのか、今も少し不安です(笑)。ただ、制作中は“ノリ”でやってしまったらダメだということは本当によくわかっていたので、それぞれのキャラクターがどの場所にいて、どの位置にいて、何を想って、どこを見ているのか……ひとつひとつ大事に描いていきました」

映画の主人公は、高校の吹奏楽部でオーボエを担当している鎧塚みぞれと、フルートを担当する傘木希美。華麗なるスパイス DVD   親友でいつも一緒に行動するふたりは、三年生で高校最後のコンクールに向けて練習の日々を送っている。屈託のない性格で仲間や後輩からも愛されている希美と、希美の存在がすべてで、今は一緒の日々が続いているけれど、終わりの日がやってくることを恐れているみぞれ。ふたりが掛け合いでソロを担当する『リズと青い鳥』は、童話を基にした楽曲で、その物語には美しく穏やかな森で暮らす女性リズと、ある日、彼女のもとにやってきた青い髪の少女の日々が描かれていた。映画は、驚くほど近い場所にいるのに距離を感じてしまうふたりの高校生の物語と、童話『リズと青い鳥』の物語が交互に綴られる。

本作は、武田綾乃の小説が原作の『響け! ユーフォニアム』シリーズの1作で、タクシー運転手 DVD 過去にはTVシリーズや映画も制作されたが、山田監督は初期の段階から「これまでのシリーズを知らないと、観られないような映画はつくりたくなかった」という。「最初から『リズと青い鳥』というタイトルの1本の映画をつくろうということだけを考えてましたし、もし、過去の作品を観ていないと理解できない要素があるのだとすれば、その部分を削除するのではなくて、初見の人が観てちゃんとわかるようにつくろうと思って制作しました」

  


Posted by cukiya  at 17:07Comments(0)

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